「ねっねっ!今日は帰りにパフェ食べ行こうねっ!」





ニコニコとそこらの女より遥かに可愛らしい顔を見て、少し頬が緩んだ。





「…そうだね。」


少し呆れ顔でそう答えた。
真琴は甘い物大好きだからな。私もだけど…。


「やたぁ―!!」





手を万歳しながら喜ぶ真琴を見て子供だな…。何て考えながら歩く。

二人の時は決まって真琴が喋って、私は相づちをうつだけ。

これはこれで上手くいってる……はず。



「あっ!今日もまたお昼一緒に食べようねっ!」




そう満面の笑顔で言われたら、断れる訳がない。



てか、いつも強引に教室から連れ出していくんだから、いちいち言わなくても良いと思うんだけど。



と、思いながら頷いた。