家に帰って、ベッドへと倒れこんだ。 うとうとしだした頃、いきなりケータイがメールの受信を知らせた。 寝ぼけながらケータイを開いて内容を見た。 「!!」 一気に目が覚める。 【篠田真琴 ちゃんと話がしたいんだ。 学校の前の公園で待ってるから。】 嫌だ。 嫌だよっ…。 もし別れ話だったら…? もう好きじゃないって、別れてって言われたら…? 怖くて、結局公園に行く事が出来なかった。 やっぱり私は弱い。