「美保…。良いの? 明後日は真琴くんの誕生日でしょ?」 わかってる。 てか、 「プレゼント、買っちゃった…………。」 「ま、まじっ!?」 馬鹿だなって自分でもわかってるんだけど…さ。 「まぁ、後悔だけはすんな!」 バシッと大きな音をたてて私の背中を叩いた。 「痛い、馬鹿。」 最近1日が全然楽しくない。てかつまんない。 今日も学校が終わり家へと帰った。 一人で歩く道はとても静かで。 よりいっそう寂しさが私の涙腺を緩くした。