「陸斗……。今日も大好き。」
チュッとキスをした。
離れようと思ったけど、後ろに手が回っていて動けない。
「おはよ。笑理。」
…………
な、なんでぇー!?
さっき寝てたじゃん!!
「ちょっ!陸斗っ。」
「んー?どうした?」
「どうしたじゃなくて!手どけて?」
「やだね。」
し、仕事しなきゃっ……。
まずはこの腰と肩に回っている腕を退かさないと……。
「んっ!……ちょっ……陸っ斗……」
何朝っぱらから濃厚キスしてるの……。
「んーーっ!こら陸斗!」
「……ちーっ。笑理が誘ったから乗っただけなのに。」
もぉ…………。
「理沙と斗真が起きるまでだよ?」
「え、いーの?」
「ん、しよ?」
「あ、俺も今日も好きだよ。笑理。」
「へ?」
「ふっ。さっきの返事。」
「も!そんなこと思い出さなくても……」
「覚えるよ。笑理のことならなんでも、な。」
「陸斗…………」
「笑理…………」
唇が触れる寸前。
「うぇぇぇぇんっ……ママぁ……」
パチっと目を開いて、陸斗をグンと押しのける。
「よしよし……。斗真……。」
「……いってぇ……。笑理…………また斗真か……」
「陸斗っ。ごめんね!斗真が起きちゃって……」
「はぁ……。斗真め……。絶対に今邪魔したな。」
「もぉ!斗真まだ小さいんだから、分かるわけ無いでしょ!………また後でするから……ね?」
「……ん。分かった。笑理からな。絶対に。」
「…………分かったよ……」
またいつものパターンだよ。
