「笑理……。好きだ。今も、これからもずっと。」
「うん……。」
「これから、笑理以外の人と一緒に生きていくとか考えらんねぇの」
「…っうん……」
「だからさ……」
「…………うっ……」
「ずっと一緒にいよ?
今より大きくなったら……
笑理と結婚、したい……」
「…………くっ……う、……ん。」
どうしようどうしようっ……。
こんなこと言われたら…………。
「当たり前だよ……っ。私も陸斗君とずっと一緒がいいっ!」
「ふっ。さんきゅ。これはその予約だからな?」
薬指にはめられた指輪。
こんなもの……貰っちゃったよ……
これはもう……一生の宝物だね。
「笑理……誕生日おめでと。」
「……あ。そっか……。誕生日だったのか。」
「忘れてたのか?……笑理らしいな……」
「へ、私らしいって……」
「可愛いっつーこと」
「か、可愛く無いよっ……」
優しい顔をする陸斗君。
「……っ。」
「さっきの返事、どうなってんの?」
「……あの、私も陸斗君のことが好き。
全く陸斗君と同じ気持ちだよ……。
キスもしたいし、ギュってしたいし……
その、え、ぇっちもしたいし……
結婚もしたい……です。」
「ふぅ…………そうなんだ?キスもエッチもしたいんだ?」
「…………うわぁぁぁ。それ言わなくていいっ!」
「くっ……くく……」
ううっ……笑ってるし……。
「ほんとに可愛いーなー……」
「…………//」
「笑理……。愛してる。」
「私もだよ。愛してる……陸斗。」
「……っっ………」
明日は今日よりも甘い。
明後日は明日よりも甘い。
甘々王子と私のsweet life。
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