……さて。ちょっと気になってたことがあるんだけど。
「笑理?」
「ん?なに?」
「俺の名前はなーんだ。」
へ?って顔をする笑理。
「早瀬君……でしょ?」
「そーじゃなくて……。下の名前。」
「えっ……。」
「なに?忘れた?知らない?」
「違うくて!あの、知ってるけど……」
「じゃあなんで下の名前でよばねーの?」
「えと……。なんでだろ?あはは……」
あははじゃねーだろ……
「笑理ー??早く。」
「うん……。早瀬…陸斗君でしょ?」
「うん。そーだけど。これからは陸斗って呼べよ?」
「はっ?む、無理だよ!」
「え、なんで?俺笑理って言ってるじゃん。」
「うん……そうだけどさ……恥ずかしいよ……」
何だそれ……そんな可愛い理由じゃ
納得できねぇ。
「笑理は俺の彼女、だろ?」
「うん……」
「俺も名前で呼んで欲しい……」
上目遣いでウルウルさせるとすぐに笑理は呼んでくれるんだよなー。
「うっ……陸斗君……」
「っ……急に…呼ぶなよ……。」
なにこれ……ちょー照れるんだけど。
「うわ……ごめん……」
「いや……。いいけど……」
なんだこれ。
「とにかく、これからは名前で呼べよ?」
「え…うん。分かった……」
よし!これでもめちゃくちゃ気になってたんだよなー
