あたしは妖精たちを端へよけて、ソファに腰を下ろした。


昨日今日と歩きづめだったから、さすがに疲れた。


このまま眠ってしまいたい気分だったけれど、美影に怒られることが目に見えているので、頑張って目をこじ開けることにする。


「んーと。とりあえず、妖精で検索してみようかな」


カタカタとキーを打つあたし。


そんなあたしに注目する妖精たち。


「そういえばさ、美影……」