「はぁ!?」


ギョッとしている和心の視線を感じつつ、あたしは商品を袋に詰めていく。


だって、またいたんだもん!


昨日とは違う小さい妖精が!!


しっかり休んだはずなのにまだ見えるなんて……。


「きっと疲れて重症なんだわ、あたし……」


自分に言い聞かせるようにそうつぶやくと、「あたしの方が疲れるわよ!」と、和心が悲鳴をあげたのだった。