「アキラくんって人気あるけど、今まで彼女作ったことないらしいよ~?」 「へー。意外だね。」 モモに対して そっけない返事をするも、 内心かなり嬉しい… やっぱり本気で アキラくんが好きなんだ… 『ったくお前なあ!!』 教室でクラスの男子と 騒いでいるアキラくんを 自然と私は目で追っていた… 「……」