あの日、あの時、あの場所で





「み、水川さん…昨日はハンカチありがとう」




「ア、アキラくん!!」





…まともに顔見れないよ~!
こんなときに本人登場って…



ありえないっつーの!!←




「なんか、洗ってもらっちゃってゴメンね!」




私、平静を装えてるかな…





「いやいや。助かったよ。ありがとう。佃煮の匂いがして、何か安心した」




ドキッ…




安心しただなんて…




だんだんアキラくんの存在が
自分の中で大きくなって
いくのが分かった。