「よっ」

「ごめんね、待った?」

「ううん、平気だよ」

「そか…」

「うん、なんかこうやって話すの久々だな」

「そうだね」

「「あのさ」」

「あっ…先言えよ」

「えっ…わかった、」

「ん」

「私たちが出会ったのはさ、ここだよね?あたしがさーイライラしてここで叫んでたら、柊に聞かれて…あれは焦ったなぁ」

「おいっ」

「待って!聞いて…最後まで聞いて」

「わかった」

「それからさ、いろいろあったなー付き合う前はケンカばっかでさ…もうさずーとケンカしてたよね笑」

「そうだな」

「そのせいで階段こら落ちたしー」

「まぁ痛かったのは俺だぜ」

「そうね…あっそうそう叶多さんの彼女にも殴られたし、痛かったな」

「またまた、俺が助けてあげましたー」