君と私の別れの時



めんどくさい授業を終えて帰り支度をしていると…

「ね、ありさ一緒にこのあと遊びに行かない?」

私はこういう遊びの誘いを断ってきた
傷つきたくいなかったから…
でも薫なら平気かな?

「うん、いいよ」

「ほんと?良かった!」



色々な場所を周り今はカフェにいる

「あー楽しかった」

「うん、楽しかった」

「ありがとね!付き合ってくれて」

「ううん、私も楽しかったから」

「ほんと…?良かったー」

「うん!」

「あたしこういうの初めてなんだ」

「えっ?」

「あたしね、あまり女子には好かれないの…男子は寄ってきてくれるんだけどね!だからずっと女子にハブられてきたの、だからこういうのがやってみたかったの」

「そうなんだ…」

「でもありさちゃんは沢山お友達いるもんね…羨ましい」

「そんなことないよ…あたしだって今までいじめられてきたんだよ、高校になって付き合いを浅くしてきたらそんなことなくなったけど…だから私は友達なんていないの、みんなうわべだけの付き合いだよ」

「そうだったんだ…」

「似た者同士だね」

「似た者同士仲良くしますか?」

「さんせー」