君と私の別れの時



今は昼休み、柊と二人で話していると

「あれーあなたって同じクラスの前園ありさちゃん?」

「えっはい」

「やっぱり!私あなた見た瞬間ちょー可愛いなって思ったの」

「あ、ありがと…」

「おい!ありさこいつ誰だよ」

小声で柊が聞いてきた
そして私が答えるよりも先に姫島薫がいった

「私は姫島薫!ありさちゃんのクラスに二週間前くらいに転入してきたの」

「そうなんだ」

「てか、もしかして二人って付き合ってるの?キャー羨ましい!いいな」

「えっありがと…」

「てかイケメンとかわいこちゃんで最高のカップルじゃん」
 
「そんなことない…」

「そんなことあるよ!私もいつか彼氏作れるように頑張ろう!」

「姫島さんならすぐできるよ、かわいいし」

「あははお世辞うまいね」

「ほんとだよ」

「どうせ寄ってくる男は私の顔しか見てないの…」

「え…」

「なんちゃって、てか姫島さんなんて堅苦しいから薫って呼んでね!私もありさって呼んでいい?」

「うん」

「じゃそろそろ行くね」

「うんバイバイ」