「これが私のエピソードよ」
「そうか…」
「うん…くだらなくてごめんね…ごめ…」
「うん…わかったからもう大丈夫だから、泣くなよ」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「もういい！謝らなくて」
「う…ん」
「そして今は泣いていい」
桜木柊は私を抱き締めて泣かせてくれた
私はおもいっきり泣いた
「落ち着いたか？」
「うん…ごめんね」
「ごめんねよりありがとって言われたいんだけど」
「そっか…ありがと！」
「いいえー」
「あのさ…俺」
「なに？」
「この前の言葉撤回する！」
「えっ？」
「だから前にお前に友達になろって言われて断ったじゃん？それを撤回する！俺はお前の友達なおかつ恋人になる」
「えっ？」
「だから俺と付き合ってほしい」
「こ、こちらこそお願いします」
「おしっじゃそろそろ戻るぞ」
