準備を進めていたら

「あーペンキなくなっちゃった、取りいかなきゃ…」

仕方なく立ち上がりとりに行こうとしたら

「ありさーペンキ取り行くの?だったらうちらのところもないからついでによろしく」

「えっあぁうんわかった」

私は花菜たちのところの分と自分のところの分で大量にとりに行かなくてはならなくなった
何であたしがお前らの分まで行かなきゃいけないの?
重いんだから、ペンキ
すると後ろから

「お前、そのちっこい体で持てると思ってるの?」

「えっ?」

「ほら、半分よこせよ」

「いいわよ…」

「ほらよ」

いとも簡単にとられてしまった

「ありがとう…」

「おっ今回は素直に言えたな、ほら言っただろ?お前は俺に感謝することはたーくさんあるんだよ」

そう良いながら頭をぐしゃぐしゃにしてきた
それと同時に私の心臓がバクバク言い出した
いつもらなその行為に反論するのに私が黙っていたら
「ん?どした?」

「何でもないわよ…」

「へんなやつー」

「あんたの方がよっぽど変なやつですー」

「はぁ?お前相変わらず生意気だな」

「うるさいな」
 
「おちびちゃん早く教室もどろうねー」

「ほんとさいあ…きゃっ」

ガシャーンっ

桜木柊とふざけていて階段からおちてしまった


「いったーっえ?」

私は桜木柊が庇ってくれてケガはなかったものの、庇った桜木柊は動かない

「桜木柊?ちょっとねぇ!」

「……」

「ちょっとほんとに…嘘でしょ?」

「プッあははは、騙されてやんの」

「ちょっと、ふざけないでよ…心配したじゃん」

「わりー…ケガない?」

「それよりあんたのほうこそ」

「俺はへーき、そんな顔すんなよ」

「だって…もうあんたほんと最悪」

「助けてやったのにその口は」

「だって…起きなかったからビックリしたんだから…ほんとにほんとにばかー」

「だから悪かったって…泣くなって」

「ないでないもん」

「はいはい」