私と桜木柊は近くの薬局に行くため二人で歩いてる。
横の桜木柊をこっそり見ると、整った顔していてモテる顔だと改めて思った。
そしてこのとき私は桜木柊のことが好きなんだとわかった。

「おしっついたぞ」

薬局につき段ボールをなんとかもらえた。
でもこんなに二人でもてないよ…
するとひとつの段ボールを組み立てそのなかに残りの段ボールを入れ始めた。

「お前これ持っとけ」

私にブレザーを投げ腕捲りし段ボールを全部持ってくれた。

「あたしも持つよ」

「軽いからへーき」

いくら軽いとはいえ持ちにくいのに…
それから私と桜木柊は学校へ帰っていった