別れてから大分たっていてそれまでの間俺らは話さなくて久々の会話で何を話していいのかわからなく無駄に緊張してしまった
ほんとなら別れた理由やここにいる理由など沢山聞きたいことはあった
でも何からどうやって聞いていいのかわからなくぎこちない会話になり、あげくの果てにありさは病室に帰ってしまった

「あーもう…なにやってんだよ俺」

そううなだれていると

「柊?」

そこには悠希がいた

「悠希!」

「ひさしぶりだな」

「ほんとだな!お前最近学校いなかったべ?」

「うん、ちょっとケガして入院してるんだ」

「そうだったんだ!でも連絡くらいはしろよな」

「あはは!そうだな、悪い」

「ほんとだよ!んじゃそろそろ俺帰るわー」

「おう!」

「今度改めて見舞い行くな」

「ほいほい!じゃあな」

「あいよ」