焼けた素足
焦げた肉

歩き続けるアカい大地を

幾千の傷と
幾万の涙と

それでもわたしは歩き続ける

肉が削げ
血が尽き
声すら枯れても

いつかこの大地に埋もれた種が
光を目指し地に芽吹き
茎を伸ばして花開き

そうして

命を紡ぐなら


わたしの生命<イノチ>に価値が付く