「でも残念でしたー!
鈴ちゃんは寝てますから!!
鈴ちゃんを起こしたら、水梨先輩でも手加減なく殴りますよ!!」

鈴ちゃんは私が守る!!


「気合入ってんね、凛ちゃん。
でもー。か弱い女の子に殴られるほど俺は弱くないよ?」


「結も凛ちゃんも落ち着きなよ。
喧嘩はまた今度するとして。
俺らは用があって凛ちゃんたちのクラスに来たんだ。」


「へ…?…水梨先輩と音羽くんが鈴ちゃんに用?」


「うん、凛ちゃんも入ってるからね?
自分よりも他の人のことを優先したりする癖、直そうね?」


「おーとーは。お前はほんと凛ちゃん大好きだよなー。
まぁこの音羽の想いに気づかない凛ちゃんもおかしいけどなー?
そ・れ・に!鈴ちゃんも俺の想いに気づかない?言葉で足りないなら行動で教えるよ?」


「こら!水梨先輩!!鈴ちゃんに近付いちゃダメです!」