天然ちゃんとイケメンくん

「好きです!」



「ごめんなさい!」



相手と同じように頭を下げる。




「あああああ!頭下げないでください!」




「あ、はい。」




実は、一週間に一回、告白される。




私の大親友は、もっともーっとすごいけど。




体育館裏から、教室に戻る。




「すっずちゃぁぁぁぁん!!!」




今の声は私。




意外とこういうキャラです。




「あー、おかえりー」



「……気持ち込めて!」




「今眠いんだけどー…」



どうやら、本当みたい。




「鈴ちゃん、いるー?」



このチャラい声、またアイツか。




「鈴ちゃんはいません!!とっとと帰ってください!」



「凛ちゃん、いるのは分かってるからね。」



「な、なんでですか!」



「いや、凛ちゃんいつも鈴ちゃん呼んでいなかったらうるさいでしょ?今日はうるさくないから、いるってこと。」



「くっっ………!私の愛の叫びが無駄だったなんて!」



「え、なんで二人は白熱してんの?」



「あ、音羽くん」



「音羽ー」



ちょうど音羽くんが来た。


音羽くんは、鈴ちゃんの双子の弟。



「ZZzz……」



呑気に寝てる、鈴ちゃん。