「じゃ、入ってきてくれ」



お、雷華口調変えたな




そんなにあたしが怖いか笑笑




ガラ





教室に入るとカラフル




うん、カラフルだね、頭が





「じゃあ、自己紹介して」





「石井雷斗 よろしく」




とりあえず名前は雷斗にして微笑んでおいた




するとみんなの顔が赤く?




どーした?風邪?




(やば!男子だよな?かわいくね?俺ってあっちだっけ?)




「じゃあ、雷斗は窓際の一番後ろな?」





よっしゃー!ラッキー♪




ん?なんで周り空いてんの?




なになに、小説であるあるの周りが不良とか言う感じ?




まさかね?まさかそんなことないよねー?




「遅れてすんません」





「コイツが寝坊した」







「ごめんて!いつまでも怒らんといてー!」





うるさい、寝たいんだよ




黙れや、ガキ共





「おい、雷斗おちつけ」




おっと、無意識に殺気がでてたか




「お前ら早く席付け、授業始まるぞ」





あ、授業あるんだ




いがーい笑笑





まぁ寝てればいっか




おやすみー



「あー!君って今朝の!」





誰だよ、あたしの睡眠時間奪うやつ





殺気だして、顔上げたらめっちゃ可愛い顔したやつ




え?何こいつ男だよな?





めっちゃかわいくね?