「忘れちゃったの!?」 課長が… 悲しそうな顔をする。 「いや、あの、 たくさん話したから どれかなと思って…」 「たくさん話したね」 「うん…」 「それ全部本当?」 うっ!そう来たか…! どうしよう? 私何言ったんだ?? 「うん…」 覚えてないとは言い出せず こう言ってしまった。 「よかった…嬉しいな」 ヤバイ…しゃれになんない。 本当にどうしよう!? 駅までは一本道で 5分もかからなかった。 ずいぶんいいとこ 住んでるんだな…。