「久美子さっきはありがと。」 あれから私たちは高校時代からいきつけのカフェに向かった。 「ぜんぜん!遅れて来た私が悪いんだし!でも、18かぁ〜。うふ。今どきの若者にそんな若く見えてるなんてにやけるね。」 なんて言ってトマトソースパスタを食べている。 「そだね。」と笑って私もカルボナーラを一口。 「あぁ〜でも、舞は拓がヤキモチやいちゃうよね〜!」 久美子の言葉に思わずパスタを巻いていた手が止まる。