身体がグルグルする
頭もグルグルする。
ジェットコースターってこんな感じ?
男は噛みついている俺を振り落そうと、必死で腕を払っていた。
負けるもんかと頑張ってたけど
由紀の言う通り
しょせん犬なんだよ。
背中に大きな衝撃を受け
自分の口から「きゃぅーん」と、らしくない声が漏れる。
今度は俺が壁ドンされた?
おいおい
ちげーだろう。壁ドンはモテ男の俺が女にやるこったろ。
トイプー界の佐藤 健って呼ばれてんだぜ
俺的には向井 理に似てると思ってんだけどさー。
あぁ
なんつーか
頭がモウロウとしてんじゃん。
すげー調子ワリー。ゲボしそう。
ズルズルと壁と密着している背中が摩擦を帯びながら落下する寸前
「マルちゃん!」
俺を呼ぶ由紀の声が響き、俺は由紀の胸に落ちる。
「帰って!もう二度と来ないで。来たら警察に訴えるから!アンタなんか大嫌い」
由紀は俺を抱きながら台所に走り
大きな包丁を男に向ける。
うっすら俺が目を開けると
由紀の目は完全イッちゃってる
アブねー。
おい。少し落ち着けよ。
「本気で刺すから!」
由紀は包丁を振り回し男を部屋から追い出した。
やるじゃん。
「マルちゃん。マルちゃん!」
遠ざかる由紀の声を聴きながら
俺は目を閉じた。
頭もグルグルする。
ジェットコースターってこんな感じ?
男は噛みついている俺を振り落そうと、必死で腕を払っていた。
負けるもんかと頑張ってたけど
由紀の言う通り
しょせん犬なんだよ。
背中に大きな衝撃を受け
自分の口から「きゃぅーん」と、らしくない声が漏れる。
今度は俺が壁ドンされた?
おいおい
ちげーだろう。壁ドンはモテ男の俺が女にやるこったろ。
トイプー界の佐藤 健って呼ばれてんだぜ
俺的には向井 理に似てると思ってんだけどさー。
あぁ
なんつーか
頭がモウロウとしてんじゃん。
すげー調子ワリー。ゲボしそう。
ズルズルと壁と密着している背中が摩擦を帯びながら落下する寸前
「マルちゃん!」
俺を呼ぶ由紀の声が響き、俺は由紀の胸に落ちる。
「帰って!もう二度と来ないで。来たら警察に訴えるから!アンタなんか大嫌い」
由紀は俺を抱きながら台所に走り
大きな包丁を男に向ける。
うっすら俺が目を開けると
由紀の目は完全イッちゃってる
アブねー。
おい。少し落ち着けよ。
「本気で刺すから!」
由紀は包丁を振り回し男を部屋から追い出した。
やるじゃん。
「マルちゃん。マルちゃん!」
遠ざかる由紀の声を聴きながら
俺は目を閉じた。



