ふたば

しばらくしてバスが来て

10分位でA駅に着いた。

悠は、もう事前に美紀がバスを降りる所に来てくれた。

悠の一つ一つの気配りがとっても暖かくて
とっても嬉しかった。


「遅れてゴメンねっ」

美紀は、申し訳なさそうに謝った。

「全然遅れてねぇーし!大丈夫だから♪」

悠は、ニカッと笑った。
そして美紀の頭を優しく撫でてくれた…