ふたば

私は、メールを返してみた。


《誰ですかーっ?》


直ぐに送信ボタンを押した。

そしてメールは、直ぐに返って来た。


《えーっ俺だよ?霜田悠!えぇーもしかして忘れられた!?》


霜田悠…

そんな男の名前は、心あたりが無かった。