玄関に入って 自分のげた箱に 靴を履き替えようと 向かった矢先だった。


廊下をすれ違うみんなの視線が 冷たい。

汚らわしいものを 見つめるかのような 眼差しで みんなが私を見る。


なるべく気にしないようにしようとしていた。


げた箱を開けると 中には大量の紙が 詰めこまれていた。


よく見ると それは写真だった。