愛のかたち

奥さまの言葉に 校長先生が 笑みを浮かべた。


「君は ひとりじゃない」
校長先生の言葉に 私は何度も お礼を言った。


何度言っても足りないくらい 嬉しくて 私の心が 温かかった。

もう 失うものなんてない。
ここから 立ち上がるだけ。


怯えた足取りも 今では真っ直ぐ伸びた 木のように シャンとしている。


怖いものは もうない。


愛を知ったから…。 私は 歩いていける。