愛のかたち

父はおどおどした 態度を隠しながら 視線を逸らし 「知りません」 と答えた。


私の中で 感情が溢れ出す。


どんなに叩かれようが 蹴られようが 耐えてきた。


ただひとり
友美だけを 信じて。

眠れない夜 私の背中をさすって 温めてくれた友美。


父を憎む感情が 溢れる度に 友美は私を抱きしめて ただ 「大丈夫」と 言ってくれた。


友美のためにも 負けたくない。


苦しんでもがいてきた私の心も体も 無駄にしたくはなかったから。