―――…。 「やった!大吉!」 引いたおみくじを見て、奈津子はガッツポーズをした。 「何何?恋愛運…灯台もと暗し。近くに目を向けよ。」 奈津子はそう読み上げると、不満そうに「意味分かんない。」と吐き捨てた。 「由佳はどうだったー?」 「…末吉。」 「うわ、ビミョー。」 由佳は苦笑いしながら、下に書かれた詳細に目を向ける。 そして、恋愛運と書かれた欄を見て、由佳の顔から笑みが消えた。 《恋愛運:己と向き合い、己に正直になれ。》 「何なの、皆して…」 由佳は不満そうに呟いた。