しかも、薫の姿もまだ見当たらない。 昨日の一件以降由佳はまだ薫に連絡を取っていないし、薫の体が無事なのかも分かっていない。 「小野寺薫も、大丈夫なのかな。」 「うん、心配だよね…」 由佳の言葉に、華代も不安そうに呟いた。 その時、華代が何かを思い付いたように「あ!」と声を発する。 「どうしたの?」 「松本先生なら、何か事情を知ってるんじゃない?」 なるほど、その手があったかと由佳は思った。 由佳と華代は、急いで保健室に向かった。