「この勝負にお前が負けたら、笠原の前から姿を消すと誓え。」 薫は恭平を睨みながら言った。 すると恭平も薫を睨み返して答える。 「じゃあ僕が勝ったら、君も二度と由佳と関わらないと誓ってくれる?」 「…俺は負けねぇ。」 「僕だって負ける気なんてないよ。」 2人は暫く火花を散らしながら睨み合ったかと思うと、再び殴り合いを始めた。 殴り合いは何十分も続いた。 お互いに1歩も引かない戦いだった。 どちらが優勢か、甲乙つけ難いほど2人の力は互角だった。