「それか僕と由佳が愛し合う姿を、指をくわえながら見てる?」 恭平はそう言うと、由佳の首にナイフを突き付けたまま由佳のはだけたYシャツの中に手を滑り込ませた。 「やっ…」 思わず由佳の口から声が漏れる。 「はぁ、由佳は本当に可愛い。全部僕のものだ。」 恭平はそう言って、由佳の首筋を舌でなぞる。 「や…っ…やめ…」 それを黙って見つめる薫の綺麗な顔が、だんだん歪んでいくのが分かった。 「悔しい?」 恭平はニヤリと口角を上げた。 「…ぶっ殺す。」