披露宴・・・。

会社関係と身内でざっと100人超。

これでもかなり人数を削った。

入場した時の歓声がすごかった。

後輩の横を通った時は、凄いカメラのフラッシュだった。

良樹さんの乾杯の合図で披露宴が始まった。

みんなが盛り上がり始め、後輩が高砂までやって来た。

「真理さん・・お姫様みたい・・」

「あら。ありがと」

「新・・社長も素敵ですね」

「ありがとな。君たちも今夜は素敵だよ」

「え・・あ・・ありがとうございます」顔を赤くしていた。

「さぁいい男ゲットしてこないと」

「真理さん!もう・・」

色んなひとが次々とやってくる。

「おめでとう。一哉」

「金田!」

「このたびは等ホテルをご利用頂きありがとうございます」

「って今は客だろが」

「そうだな・・・真理さんご無沙汰してます」

「あの時はどうも・・・」

「良かったな。叶って」

「ああ」

「ん?叶ってて」

「ちょっと相談したことがあってな・・・」

「私のこと?」

「そう。真理さんのことで、一哉がね・・」

「言うな」

「はいはい。本人に聞いてください」

「言うか!」

3人で大笑いした。