今夜は早くベットに入った。寝るまでゆっくり話をした。

「真理、ほんとに3日でいいのか?」

「十分です。それに、両親もすぐこっちに来るって言ってたから」

「こっちは気にせずゆっくり親孝行しておいで」

「はい。じゃのーんびりしてきます。一哉はどうするの?」

「俺?要らない物の整理と、良樹さんと飲んだくれるのかも」

「飲みすぎないでね」

「わかってる。それにどうせ親父と智哉もいるからな」

「じゃ。大丈夫ね。お父さんがいてくれたら安心する」

「真理、親父の酒の強さ知らないだろ?」

「え?」

「俺の家系は酒が強いからな」

「うちもそうよ」

「確かに真理も強いもんな」

「お互い気をつけましょうね」

「そうだな・・・じゃ寝るか」

「うん。おやすみなさい・・・」と瞼を閉じた。

「少しだけ寝かさない」と耳元で囁いた。

「ダメ・・・寝なさい」と一哉に背中を向けた。

後ろから抱きしめられた。

「真理が足りない・・充電させて」と力をギュッといれてきた。

「これじゃ寝れない・・・離して」そっと腕を動かした。

反対に向きを返された。お互い向き合っている。

「少しだけ・・・」とやさしく唇が触れた。

一哉がいけないスイッチを押してしまった・・・。

止まらなくなる・・。