二次会も始まり、ここは役職など関係なくみんなで楽しんだ。

やっと私も一哉の傍にいることができた。

智哉さんも沙紀ともやっとゆっくり話せることができた。

「良樹さん酒強いよな」

「今日は気が張っているから、酔えないんだろう」

「そうね。加奈子のことも心配だし・・」

「こっちはこっちでゆっくり飲もう」と4人で飲んでいたら、

政子さん夫婦がやってきた。

「社長まで一緒だったんですね」

「政子さん。俺に敬語はやめてください・・」

「そう・・じゃ今だけね・・智哉!あんたしっかりやってるの?」

と背中をバシンと叩かれていた。

「こんなことできるの、政子さんだけだよ・・」

「親戚だもんね、私達も」

「え・・どういうことですか?」

「真理に言ってなかったけ?」

「私の母親と良樹の母親が姉妹って」

「まじ!」大声で言ってしまった・・

「言ってなかったけ?」みんなが言った。

「しらんかった・・・てなんで今ごろ・・」

「真理、怒ってる?」

「何で?」

「関西弁出てる」と沙紀に言われた。

「あ・・・怒ってないよ」と慌ててなおした。

慌てぶりに笑われてしまった。

驚くこともあったが無事に2次会も終わった

加奈子のこともあったので今回はこれでお開きとなった。