帰りにスーパーへ寄って買い物をした。冷蔵庫に何も入ってないので

大量に買い込んだ。

夕食は作らなくてもいいと言われたが、それは譲れなかった。

最近奥様らしいこと全くしていない・・

一哉の実家ではお手伝いさんがいたし、後は外食・・

久しぶりに台所でいろんな物を作った。

体調を考えて和食にした。

「いただきます」いっぱい食べてくれた。

「真理って料理もうまいな」っていうから、

料理学校へ通ってレパートリーを増やそうかと言ったら、

太るからやめてくれと断られた・・。

ぼちぼち練習することにした。

「こんなおいしいご飯だったら毎日早く帰ろう・・」とぽつりと言った。

「期待しないでよ。そんなに作れないから」と言うと、

「何でもおいしいから、いい」席を立って私の横に座り直した。

「一哉近い・・食べれない」

さっとお箸を取られた・・

おかずを取って「あ~ん」っていうから、笑ってしまった。

でもうれしくてぱくっと食べた。

二人で大笑いした。

お風呂が沸いたお知らせが鳴ったので、後片付けをさっさと済ませて

今夜は二人で入った・・

お互い洗いあって湯船につかった。

「何かやっとほっとした・・」

一哉にがもたれさせてくれた。

「そうだな・・こんなゆっくりした時間が続くといいな・・」

気持ちよすぎて眠りそうになった・・

「寝るな・・」と首筋にキスをしてきた・・

でも・・眠い・・限界だ・・

「先上がるね・・」とバスローブを羽織ってお風呂を出た。