食事も終えて家に帰って来た。

今夜が最後・・次はいつ帰ってくるかわからない・・

家族みんなで遅くまで話をした。

昔のことや、今の会社のこと、私達の出会いまで聞かれた。

こんな話は今までしたこともなかったので、何か楽しかった・・

あっという間に日付が変わっていた。

「明日早いからもう寝るね」

「お休み」

自分の部屋に帰った・・。


一人ベットの上で考えた・・・

やっぱり、二人だけの結婚じゃないんだ・・・

この話だけで無事に済むのか?

見えないものが襲ってくる不安もある。

恐怖も感じる・・

でも・・・負けない

指輪をしている手をぐっと握った・・

一哉・・私どんなことになってもあなたとなら大丈夫だから・・

朝早く起きるための眠った・・。


一哉からのメールも気づかなかった・・