「こっち来て」 尚は私を手招きする。 私達が来たのはどこかの建物の裏口。 尚は裏口の隣にある階段に座る。 「茜ーおいで?」 私を隣に呼ぶ。 尚の動作一つ一つに緊張する……。 「とっ、隣いいの?」 噛んじゃった……。 私はまた顔が赤くなる。 「そんなに緊張しなくていいよ。茜。おいで?」 私は尚の隣に行き座る。 近い……。 尚との距離はもう少しで肩が触れる位置。 .