「てめぇは結局偽善者じゃねぇか。
俺の気持ちも知らねぇでよぉ?…っ
俺は、頑張ったってっな、にやったって
認めてもら、えなくて…っ」

何回も何回も俺の腹を蹴りながら…泣いていた。

痛かった。でもあいつの心の方が痛いと思う。

きっと俺がどう足掻こうと、言い訳しようと
わかってくれないと思う。

だから、いつか響いてもらえるように、

この思いは来世に託すことにした。