不器用な二人








それから数十分後。




マネージャーさんはスタッフに挨拶をしに行き、私は隅っこの方で大人しく座って待っていた。




すると、今回の撮影用の服に着替えた悠ちゃんがやってきた。




ヤバイ…
カッコよすぎる…




じーっと悠ちゃんを見つめると、ばちっと悠ちゃんと目があった。




やばっ…
私、今変な顔をしてなかったよね…!?




慌てて自分の頬に手をやると、悠ちゃんは私のそばにやって来た。




「なに百面相してんの?面白いなぁ」




くすくすと笑う悠ちゃんに私は顔を赤くなる。



全部見られた!
恥ずかしい…っ