「悠斗くん、いいねーその表情」 カメラマンは止めることもなく、悠ちゃんに指示しながら、何度もシャッターを押す。 すごい… これがプロの仕事なんだ… 私は知らず知らず隣にいたマネージャーさんのスーツの裾を掴んでいた。 マネージャーさんは気づいたのか、クスッと微笑んで私の頭にポンっと手を置く。 「じゃ悠斗くん、最後は斜めを向いてもらおうか」 「はい」 悠ちゃんは指示通りに斜めを向く。 でも…その方向って…