不器用な二人









それから出来たお好み焼きをソースやかつお節などトッピングし、半分ずつ分けた。



そして少し他愛な話をし、店を出た。



…しかし、



「悠ちゃん、私の分のお金…っ!」



「いらない」



悠ちゃんはさっと伝票を取り、レジへと向かい私の分まで払った。
そして悠ちゃんはさっさと車へ向かった。



私は後ろから小走りで悠ちゃんを追いかける。



「で、でも!」



「俺が誘ったんだから、俺が払うのは当然だ」