不器用な二人









そして、 他のお好み焼き屋さんと違うところは全て個室だということ。



上には換気扇がついてるし、悠ちゃんのような芸能人にとっては最適な場所。



店員さんもこっちから呼ばない限りは来ないし…




「何がいい?」



悠ちゃんはメニュー表を私に渡してくれる。



「…ありがとう」



お礼を言った後、私はメニューをパラパラと捲る。





あ、チーズ玉とかある。
海鮮玉でも美味しそう。



これって、チーズをトッピングにつけれるのかな?



メニュー表を隅々まで探していると、悠ちゃんはふっと笑う。