不器用な二人









そして悠ちゃんはベッドの上に私を下ろし、押し倒す。
そして悠ちゃんはにんまりと微笑む。




な、なんだか嫌な予感しかしない…




「あんなの襲ってほしいって言ってるもんだよね?俺の理性を簡単に壊してさ」




「ちが…んっ!」




違うと言おうとする前に、悠ちゃんに口を塞がれる。




悠ちゃんは舌を侵入させ、思い存分口内を掻き乱し、逃げる私の舌を逃がさないように絡めとられる。




悠ちゃんから解放された時は、もう息が上がっていた。




「相変わらず美遥は初々しいね。可愛い」



「かわいく、ない…っし…」




そもそも原因は悠ちゃんだよ!




悠ちゃんを睨みつけるけど、そんなの効果があるわけなく、悠ちゃんはふっと笑う。




「本当、プロポーズの返事がキスなんて、可愛いことしてくれるよね」



「…んっ!?」




悠ちゃんは私の服に手を侵入させ、私の背中をなぞる。




「ゆうちゃ…っ」




「大丈夫、美遥。明日の仕事は昼からだから」



「なにが大丈夫…っん…!」





悠ちゃんの手がどんどん上に上がってきたかと思えば、ブラのホックを外される。