「…こら、美遥。なんでそんなに離れるの?」
「む、無理!これで限界なの!」
あれから数分後。
悠ちゃんは本当に風呂に入って来て、私は悠ちゃんを見ないように手で顔を隠した。
そして悠ちゃんが湯船に浸かると同時に私は端っこの方まで移動し、悠ちゃんとの距離をとる。
…といっても、悠ちゃんが住んでるところはアパートで一人暮らし用。
お風呂だって、決して広くはない。
だから私が隅まで逃げても、あまり悠ちゃんとの距離は変わらない。
…でも自分の中ではこの行動に意味があると思いたい。
そう思っていると、悠ちゃんは強引に私を引き寄せる。


