不器用な二人









「じゃ…我慢できなかったら、二人とも愚痴を聞いてね?」



「もちろんよ!なんなら、惚気話を聞くわよ」



「そうね、愚痴ぐらいなら」




テンション高めの有沙に、面倒くさそうに言うけど優しく微笑む恭子。



二人とも大事な友達だよ。
二人に出会えてよかった。




「そういえば美遥。時間はいいの?今日は久々に榊原悠斗と会うって言ってなかった?」




恭子は携帯の時間を見ながら私に言う。



「仕事が終わったら、ここまで迎えに来てくれるって」




さっきメールがきていた。と言うと、有沙は余計にテンションが上がった。





「え?ここに来るの!?」



「ちょっと有沙…っ落ち着いて!」




きゃーと騒ぐ有沙に私は必死に落ち着かせる。


隣に座っている恭子はのんびりとお茶を飲んでるし…




周りのお客さんに迷惑がかかるでしょ!