「美遥ー!久しぶり!」
ファミレスに着くと、そこには既に有沙と恭子が来ていた。
二人とも前よりも可愛くなっちゃって…
こうして三人で集まるのは、約半年ぶりかな?
「美遥もとうとう結婚するんだねー」
全然実感がなーいと有沙は言うけど、私も実感がない。
それに、約束の日まではまだ後二ヶ月もある。
「榊原悠斗、婚約発表の時はかなり嬉しそうに指輪を見せてたよね?」
有沙は私の左の薬指に嵌めている指輪を見て、ニヤニヤとする。
この指輪は先日のクリスマスにもらったもの。
そして悠ちゃんはすぐに婚約発表をし、嬉しそうに話していたのを、私はテレビの前で聞いていた。
テレビの端には“榊原悠斗の長年の恋が実った!?”と表示されていた。
嬉しいという気持ちと同時に何故かすごく恥ずかしい気持ちになった。
「もう両側の親には挨拶したんだっけ?」
恭子の問いかけに私は縦に頷いた。
「年明けにしたよ。でも、小さい頃から知ってる人たちだから、最初はキリッとしてもだんだんと崩れちゃうっていうか…」


