不器用な二人







「美遥…それ、完全に遊ばれてんじゃん」



「え!?」




「ユキさんはちゃんとした彼女いるよ。会わせてもらったこともあるし」




社長とユキさんが恋人とか、絶対にあり得ない。という悠ちゃんに私は泣きたくなった。




もう、マネージャーさんの言うこと信じない!



なんで簡単に信じちゃったんだろう。




「え、なんか美遥ちゃん落ち込んでないか?」





社長さんが戻ってきて、私と悠ちゃんの前にお茶を置く。




悠ちゃんは私が言ったことをそのまま社長さんに説明した。



それを聞いた社長さんは苦笑していた。





「俺、そんな趣味ないんだけどな」




雪也の奴、相変わらずだなと言ってお茶を飲む社長さん。



ゆきなりって言うんだ…マネージャーさん。
ずっと、ゆきやだと思っていた。