…えっと、この人が社長さん、だよね?
間違いじゃないよね?
社長さんはお茶を淹れてくると言って、席を外す。
「…悠ちゃん、今の人が社長さん…?」
「そうだよ」
「…男の人、だよね?」
「え?女に見える?」
悠ちゃんの言葉に私は首を横に振る。
悠ちゃんの社長さんは、ここに所属している芸能人に負けないぐらいに綺麗な顔をしている。
一言でいうと、カッコいいおじさん。って感じだ。
そんな人をさすがに女性には見えない。
「悠ちゃん…日本って同性と結婚、できたっけ…?」
「できるわけないじゃん。さっきから何言ってるの?」
「だって…マネージャーさんが…」
「ユキさん?」
私はマネージャーさんの恋人について悠ちゃんに話した。


